生活の担い手

毎週、このホームページを読んでくださる方に向けてマネトレ問題を出題しています。

先週の問題はこちら!

 

先週のマネトレ問題

生活経営の主体は誰ですか?


生活設計士® つむぎ
生活設計士® つむぎ

答え

 

家族全員

【解説】

先日、お友だちの家に遊びに行った時のこと。

そのお宅は、素敵なマンションなのですが、それでいて家族の温かさを感じられる空間です。

久しぶりにお伺いしてもそれは変わりなく心地よかったのですが、家族でお片付けをしたとのこと。

パパさんからのお話でそれを知りました。

 

今日、私が来るというので家族で家を片付けようということになったらしく、パパさんからの掛け声でそれがスタートしました。

10歳の息子さんがなかなか片付けをし始めなかったので、パパさんが息子さんにママさんの手伝いをさせようと思って「お母さんの応援をしてこい」と伝えると…

 

ママさんからのお話

「あの子ね、私に扇風機を向けてくれたの。風当たる?って。手伝ってくれるのかと思ったら、お母さんの応援を自分で考えて私が汗かいてたから喜んでくれると思ってそうしたのよね。」

「お母さんに何をしたらいいのか聞けばいいのに」とパパさんは笑っていました。

 

生活を経営するというのは、何もお金に限ったことではありません。

会社の経営と同じように、役割分担も必要ですし、稼いでくることだけでなく、何かの、誰かの役に立つことをすることも経営のひとつです。

会社の経営も、社長がひとりで担っているわけではありませんよね。会社全体で経営をしているのです。

生活経営も誰かひとりが負担するのではなく、家族みんなで取り組んでいっているのです。

そんなことも家族で対話しながら生活経営を楽しめると、より「しあわせ持ち」に近付いていけるのではないでしょうか。