お小遣いの渡し方

このホームページを読んでくださる方に向けてマネトレ問題を出題しています。

前回の問題はこちら!

 

前回のマネトレ問題

どんな風にお小遣いを渡すのが子どもにとって良いと思いますか?

1.定額制(決まった額を決まった間隔で(毎月、毎週など))

2.申告制(欲しいものがあったとき)

3.賃金制(お手伝いなど家族に役立つ仕事をしたとき)


生活設計士® つむぎ
生活設計士® つむぎ

答え

 

答えはブログに~

【解説】

子どもが小学生になったころから、どうやってお小遣いを渡したら良いかと悩まれる方は多いのではないでしょうか。

お小遣いの渡し方は、家庭によって様々ですが、その渡し方によってどんな成長につながるのか考えてみましょう。

 

1.定額制(例:毎月や毎週のように決まった間隔をもって、定額をわたす)

決まった期間で決まった額を上手にやりくりする力や、計画性が養え、時間とお金を一緒に管理できるようになります。

 

2.申告制(欲しいものがあったときに、その額をわたす)

「欲しいもの」「やりたいこと」=「目的」がいくらなのか価格を調べ、それがどうして欲しいのか、それを手に入れたら自分がどんな風になるのか(役立つのか)などを聞いてから、親御さんが判断するというスタイルをとることで、ものの価値と価格、そしてプレゼン力や交渉力が養われそうです。

 

3.賃金制(お手伝いをしたときに、お手伝いの内容に応じてわたす)

お手伝いをしてお金を得ることは、「ひとの役に立つことでお金を得る」=「働く」ということの疑似体験になります。

例えば、お手伝いの内容に応じてポイント制にしてある(例:お母さんが洗濯物をたたむのが嫌いだったら、そのお手伝いはポイントが高いなど)と、どんなお手伝いが家族にとって してほしいことなのかも伝わるので、お手伝いをしなくても、その作業を親御さんがしている姿を見て労う気持ちが生まれるかもしれません。

 

 

どれが最も良いのかということもなく、それぞれが様々な成長につながりますし、上記以外のご家族独自の方法もあって良いですし、ひとつの方法に限らなくても良いでしょう。

また、お小遣いの渡し方自体も、受け取るお子さんも交えて家族で対話して決めたり、家計決算のタイミングで1年毎にお子さんと見直してみるのも楽しいかもしれませんね。